
社会人が学ぶ方法は大きく分けて2つ
社会人になって心理学を学ぶ場合、独学で学ぶか、スクールで学ぶかになります。独学で学ぶ場合、心理学に関する本を読む方法や、インターネットで心理学を取り扱っているサイトの記事や動画を見て覚える方法が大半です。本を読んだりネットの記事や動画を見て学ぶメリットは、自分の好きな時間に学べることだといえます。対してデメリットとしては、読む本や記事の内容によって知識が偏ってしまうことです。自分で適切な心理学を学べる自信のある人なら独学でも問題ありませんが、学べる自信がない人や、まんべんなく知識を学びたい場合には、スクールで学んだほうがいいでしょう。通信教育であれば通学することが難しい人でも、目的に応じた心理学を学びやすいです。
スクールに通って学ぶ場合
スクールで学ぶ場合、目的に応じて通うところが異なります。資格を取得したいのか、学位を取得したいのかによって通うべきところが違うからです。資格を取得したい場合には資格取得を目的としているスクールで学ぶと、最も効率よく勉強できます。学位を取得したいのであれば、大学や大学院に通って学んだほうがいいでしょう。仕事をしながら大学に通うことが難しいなら、スクーリングの回数が少ない通信制大学で学ぶことも検討してください。通信制大学なら自宅で動画やテキストを通じて学べますし、同級生たちとSNSなどを通じて交流が図れる為、独学でやるよりも心理的な励みになります。ただし、通信制だとモチベーションが続かない場合は、時間をやりくりして通学制の大学で学んだほうが知識を身に着けやすいです。
心理学の大学は、社会心理学や行動心理学といった応用的な分野を学べるだけでなく、専門職を目指すために必要な資格取得ができるところも多くあります。